オレゴンから昨日カリフォルニアに入り、Mt Shastaに一泊し、現在Napaへ移動中。
行きと異なり帰りは内陸の近道を走ってるんだけどこのロングストレッチはこんな何にもない景色が数百マイル続きます。とにかくカリフォルニアはデカい。苦笑 カリフォルニア州は日本列島の面積よりも大きいので日本縦断する感覚です。本読んだりポッドキャスト聞いたり、こうやってメルマガ書いたり、カラオケしたり。笑。
これだけ見通しいいとスピードも簡単に出せてしまうだけにポリスのレーダー着信機も完備しているので友人と走りながらトランシーバーで連絡しあってスピード調整しています。笑
こうやってロードトリップしながらアメリカに来たばかりの頃に夢見ていたアメリカ横断の計画を思い出しました。
元々10ヶ月だけの留学で日本に帰る予定だったので日本に帰る前に車でアメリカを何週間かかけて横断したいと思っていてアメリカ横断のガイドブックを日本からわざわざ持ってきていました。それもかれこれ26歳の頃。
勿論アメリカ横断は実現せず今に至りますが今の私からすると車でアメリカ横断なんて面倒でやりたくないものになってしまいました。
夢ってある程度の期間内に実行しないと結局できずに終わることが多いんです。時間やお金がなくてできなかったという理由もあると思うけど年齢とともに価値観も変わっていく。
アメリカ横断をしなかったことに後悔しているかというとそれは全くなく、その夢を現実化するよりももっと素晴らしい目の前にあることが沢山ありすぎて日本にいた頃には夢にも描けなかったことを実現してきました。
たまたま選んだ留学先が南カリフォルニアのオレンジカウンティーだったことで思いもしなかった富裕層の生活を目の当たりにする事で彼らとの関わりや彼らの考え方や思考に触れることができたことで私の価値観や世界観がぐーんと広がりその思考のあり方に日本との大きなギャップを感じることになったことは留学中のどんなことより自分の財産になっています。
富裕層が必ず持っていて凡人にかけてるもの
これって何だと思いますか?
富裕層、お金持ち、リッチパーソン、成功者が共通して持っているもの。これがあるから成功していてそれが基本となっているもの。彼らは”それ”をいつ、どのように使うのかをよーく理解しています。
Know Your Self Worth(自分の価値を知る)という成功哲学が”それ”です。
■ 「Know Your Self Worth」とは何か?
英語で Know Your Self Worth とは、「自分の価値を知る」「自分を安売りしない」という意味です。これは単に「自分に自信を持ちましょう」というスローガンではありません。笑
自分の強みや能力を正しく理解する
その価値に見合った評価・報酬を受け取る
誰かに都合よく使われるのではなく、自分の人生を選ぶ
こうした姿勢を持つことを指しています。
自分の強みや能力を知っていると自分がどれだけその分野に長けているのかをアピールできるので会社で昇給を要求できたり、コミッション制の仕事でも率を高く設定してもクライアントに払ってもらえたり、時給を高く設定してもサービスが取れるようになるのです。
そうすると必然的に収入を上げる技につながるのでお金が回ってきやすくなり、自分の思うような結果を手にできるようになるから成功者、と呼ばれるようになるわけです。
■ 自分の価値を知らないとどうなるか?
多くの人は、実力以上に自分を過小評価しています。特に日本人には多い傾向にあると思います。
「私なんかにできるはずがない」
「経験が足りないから、安い報酬で我慢しよう」
「断ったら嫌われるから、仕事を引き受けてしまう」
この状態では、努力をしても「安売り」され続け、いつまでたっても収入も評価も上がりません。
つまり、自分の価値を理解していない=自分の未来を小さくしているのです。
マインドだけで自分の未来を小さくしてしまうなんて本当に勿体無い!
■ なぜ「Know Your Self Worth」が成功につながるのか?
アメリカの成功者たちが口を揃えて言うのは、「自分の価値を理解することは、人生をコントロールする最初の一歩だ」ということ。
正しい価格をつけられる
自分のスキルや経験に見合った報酬を堂々と求められるようになります。
→ 結果として、収入が上がる、昇格する、ビジネスが反映する。環境を選べるようになる
自分を大切にしてくれる人や環境を選び、消耗する人間関係を手放せます。
→ 精神的に余裕が生まれる。挑戦できるようになる
「私にはそれだけの価値がある」と理解しているからこそ、新しい仕事や投資、人間関係に踏み出せる。
→ 資産や経験が拡大する。
それ故、成功者と言われている人たちは自分たちの夢もどんどん実現できているというのもたった一つのスキル、「Know Your Self Worth」が頭のど真ん中にある教訓なわけです。
私がこの教訓を学んだのも、アメリカに来る目的を果たした時でした。
アメリカに来た理由は実はランドスケープデザイナーになり人のお庭を綺麗にして、街並みを綺麗に変えていきたい、という夢を叶えるためでした。私のアイデアから手がけたものが形になり、長年残り、街並みを綺麗にすることに貢献し、お金がもらえるなんて夢のような話だと思っていました。
富裕層のクライアントが多かったおかげて私は無料で沢山のライフレッスンを受けてきたと思います。初めて「Know Your Self Worth」を実感したのもあるお金持ちのクライアントさんからの一声でした。
その当時(1999年頃)私は10年落ちのゴルフというドイツ製の車に乗っていました。ちょうどその日にクライアントさんが最新デザインのメルセデスの車を買ったばかりで帰宅した時、その車の話で盛り上がりましたが当時日本から来てまだ3年目の私には”メルセデスなんて一生買えない車”という思い込みがあり、(日本ではベンツはヤクザの車、という感覚があった頃、笑)他人事としてクライアントさんをお祝いしていたら
”君の夢の車は何だい?”と聞かれとっさに”BMWのクーペです”と答えました。そしたら彼が”Yukoは一生懸命仕事してるし庭のデザインのセンスもある。だから仕事も沢山とってこれるんだからボスにとったら頼り甲斐のある存在なんだから、ボスにBMWくらい買ってもらうよう交渉すべきだよ”とサラーっと言われました。
私は今までそんな風に自分が頼り甲斐のある存在なんて思っても見ていませんでしたし、更に、だからBMW くらい買ってください、なんて頭をよぎったこともないアイデアでした。
20代の後半だった私がBMWなんて乗るの、早すぎない?とか今の車だって十分走るし私らしくて良くない?とか最終的には車なんて目的地に到着できるツールであれば何でもいいじゃない?とか自分にミディオーカーで満足すべき、と自然に説得してる自分に気がつきました。
でもその新しいアイデアはしばらく私の頭にあるまま、口に出すことはありませんでした。
それから2週間後に今まで取ったことのないくらいの高額なランドスケープの仕事を受注することができてボスにも”これは今までで最高に高い契約だ、よくやった”と褒められた時にあのクライアントさんに言われたアイデアを思い出し、ちょっと試してみようと、会話を切り出してみました。
だって私がいるからこの仕事取れたんだし、と自分にちょっと自信があった頃。
”実は最近新しく出るBMWがかっこいいなあと思ってるんですけどどう思いますか?”と聞いてみると”何?Yuko,BMWなんて欲しかったんだ”と言われ色々と車の話をしてくれました。
YukoがBMWで営業に行ったら”この子、若いのにこんな車乗って、成功してるんだな”って思われてもっと信頼されるかもな、とか言って笑っていました。
そこで私が、”それならもっと大きな仕事取ってこれるかもしれないですね”と言ったら、”じゃあさ、これからクリスタルコーブのエリア(その当時の現場の平均所得の倍の人が住んでいるエリア)の開発がオープンするからそっちの顧客取りたいんだよね、Yukoが営業するんならBMWの毎月のペイメントの半分払ってやるよ”と言われました。
お金をもらう、というのとは異なりますが今までのゴルフの支払いより低い額でBMWが自分のものになる、という形で”昇給”し、自分の価値を理解していたからこそアプローチできたことで”Noって言われたらどうしよう”とは思ったけど思い切って言ってみると結構すんなり受け入れてくれるんだ、ということを身をもって体験しました。
漠然といいなあと思っていた夢の車を手にすることができたのです。(今思うとたかが車ですが20代の後半の私にはスゴイ自分の格上げだと思っていました。笑)
私は約束通りクリスタルコーブの新しい開発エリアに入り込み営業して今までの高額受注を更新しまくりましたからボスにとってはBMWを私に買い与えたことは安い投資だったわけです。
お金持ちはお金持ち同士でつながりたい、という欲求があります。
庶民的な車で営業に行っても信頼性が欠ける、と判断されてしまうこともある社会です。
ファイナンシャルアドバイザーなのにボロボロなすり減った靴を履いているとそこで信頼がなくなる、というのと似ています。
この時から私はこの「Know Your Self Worth」を常に頭の真ん中に置いています。
この考え方こそが今の私を作り出したと思うとあの時のクライアントさんの一言が私の人生を変えたと言っても過言ではありません。
ではこの「Know Your Self Worth」がゆくゆくはお金持ちになっていく仕組みとはどんなものでなぜそうなるのか?メンバーさん限定で仕組みを公開しますね!