2025年もあと2ヶ月。(早すぎっ!)振り返ってみると今年は休息の1年とし豊かな暮らしを追求してきました。「豊かさ」とは誰でも得られるシンプルなもので私の場合、今の自分の人生のステージに立ってみてこれから先の自分の人生の中で目指すものがあるとすれば何だろう、と思ったことがきっかけでした。
まずここで私の思う「豊かさ」をこの1年でどう整理してきたか。
このシンプルな言葉には深い意味があって多くの人が考える”豊かさ=お金持ち”のレッテルのその向こう側にあるものに焦点を置かなければなりません。
この1年、夫とも多くのことを語り、人生の本当の豊かさに焦点を置くことでその先のマネーマネジメントとライフデザインのワークをしてきました。この話はそのうちゆっくりシェアするとして、今日は私の過去2日間の体験から得たものをシェアしたいと思います。
仕事はあなたを愛し返してくれるものではない
「豊かさ」を追求してきた一環で、仕事以外にやりたいと思うことをやっていく、という目標がありました。なぜ仕事以外かっていうと先ほども言ったようにこれから自分が最も時間を割いていきたいものは何だろうと思った時に、“仕事ではない”と思ったから。
キャリア女子に多い傾向として仕事をとったら何していいかわからない。
実はこれって結構切実な悩みだったりするんですよ。苦笑
走り続けているとわからないんだけど3日間仕事関係のことを一切断ち切って没頭できるものは何ですか?と聞かれると“特になし”なんですよ。だから“仕事が趣味”とか言っちゃうわけ。病院の待合室や電車に乗った時に何気に携帯電話を取り出して暇時間を埋めているということは皆さん絶対に経験したことがあると思うのですが、それと同じで1日の中でふっと時間が空いたら仕事しちゃう、というのがキャリア女子の傾向なわけで、、、。私もそういう時期あったし、でもだから仕事は成功したんだと思うんだけど人生の成幸を考えると決して仕事は趣味ではないわけで。
仕事はあなたを愛し返してくれるものではない。
これを聞いた時、このまま仕事に没頭し続けてると”他人があっての自分”という人生になる、と直感がストンと落ちてきたのです。
仕事以外で出かけた自分のための“出張”
インスタでもシェアしましたがこの週末の土日にとあるリトリートに行ってきました。昨年から私が好きなことを大きなスケールでしている女性ばかりをフォローしてきて絶対参加したいリトリートがいくつかあってこれもその一つ。
ご存知の方も多いと思いますが私のパッションはフラワーアレンジメントとインテリア。ヴィンテージやFarm to tableコンセプトを暮らしに取り入れること、お花を暮らしに取り入れる事などなど。このInspired Livingもそんなチップをシェアしていく場所として今年の1月にスタートしたものでした。
だから注目していたのはこういったことが好きなクリエイティブな女性たち。マネタイズしよう、という考え抜きで自分のために取り入れていきたい情報を得られる場所を探していました。それがきっかけで今年の1月にガーデンを作り(かなり奮闘中ですが、苦笑)ミニフラワーファームを自分のために作ったわけですが現実はそう甘くなく、まだ“素敵”の域には到達していないガーデンですがコツコツ進めています。
素敵すぎるセンスのあるフラワーファームはアメリカにいくつかあるのですがその中でトップ3に入る彼女のファーム。
素敵だな〜いつか訪れて本物を見てみたいな〜と思っていたらなんと彼女のリトリートの告知をストーリーで発見!(引き寄せた?笑)
更に彼女のコラボとして参加する方がこれまた私がフォローしていたフラワーフォトグラファーのイギリス人のこの方。こんな風に写真が撮れたら素敵だな〜といつも目をハートにしてました。そんな彼女のテクニックが学べるかと思うともう居ても立っても居られないという感じ。笑
私にとってはDream Come Trueというか私が別々にフォローしている彼女たちが知り合いだったという事実にもびっくり。
このリトリートその名も Floral Photography & Styling
名前だけで興味津々です!
募集が出たのは多分今年の2月くらいだったと思うのですが即申し込み。迷いが1秒もなく告知のページを斜め読みしてすぐ申し込みました。笑
このリトリートは告知後すぐに完売してしまい、他の週末に第2弾を急遽作るほどの人気でやっぱりこういうことって即決が大事と再認識。チャンスを見逃すかどうかはこの決断の速さだと思うのです。
この時“お金が十分にないからいけないとか、家族を差し置いて自分だけ楽しみにいく、ということに罪悪感があったりしたら行けないと断念してしまう人もいると思うのですが今日の私は数年前の私が作ってきた環境で生きているわけで、そういう面では数年前の私に感謝しています。でもこれこそが「豊かさ」につながる基本の一歩だと思うのです。
お金や人の意見に縛られず、やりたい事をやりたい時に自分の意思で決断できる自由
お金って自由のツールであって目的ではないけどこれがあることで人生の選択が分かれることは確かだよね。あとは自分の価値をどうみているかによる決断。これも自由につながる。
「豊かさ」を追求したこのリトリート、先に言いますがめちゃくちゃ最高でした!
2日間クリエイティビティーをフルに使って仲間たちと内容の濃い時間を、ずっと行きたいと思っていた場所で過ごす。ここから学ぶことはもちろんですが精神的なパワーが充電されるってこういう感覚なんだ、やっぱり私はこれが好き!と2日間感じ続けていました。
まず憧れのファームに到着するや否や、こんなウェルカームボードが私たちを迎えてくれました。(っていうかエステートの横をドライブしてる時から既にテンションが上がっていた。)
そこにはいつもインスタグラム越しに見えていた素敵な空間がありました。
アメリカ中から集まった女性8名。それぞれの道で皆さん活躍されている人ばかりで私も刺激をいただきました。
とにかくこの2日間はみっちり学びました。
初日はカメラ、写真の撮り方についてでiphoneはもちろんのこと一眼レフでプロ並みの写真を取れるようになることが狙い。DutchMaster Photographyという手法をマスターすることに。
「Dutch Master Photography(ダッチマスター・フォトグラフィー)」とは、17世紀オランダの巨匠画家たち(例:レンブラント、フェルメール、フランス・ハルスなど)の絵画スタイルから着想を得た写真表現手法のこと。暗いバックグランドに被写体の一部だけが柔らかい光で照らされるような絵画っぽい写真のこと
ランチはファームで取れた野菜をふんだんに使ったスープ、サラダ、手作りのフォッカチオなど女性の気分を盛り上げてくれるランチをガーデンでいただき、またレッスンに戻り、今度はあらゆる光の異なる場所でのレクチャー。写真を撮りながら直接プロにその場で助言をいただけるのはとってもありがたかったです。
この日は知らなかったことがほとんどでめちゃくちゃ学びました。そしてこの日のディナーは楽しみにしていたFarm to Tableコンセプトでプライベートシェフによる手作りお料理を堪能。クラスで学んだテーブルコーディネートをしたテーブルで今日の学びを語り合う本当の意味で「豊かな」時間。



ホテルに帰るや否や、カメラからチップを取り出してコンピューターでEDITして部屋で一人で”おーーーー”とか感激していました。興奮冷めやらぬ状態で翌朝は朝7時集合。
この日は朝焼けをバックグランドにガーデンの花を写真に撮る、という企画でそのあとはサウンドボール(実際に初めて聞いた)の方がいらしてくれて40分のメディテーションをクリーンエアの中ガーデンで。頭がめちゃくちゃクリアになってまたワクワクの1日の始まりです。



この日はこの3エーカー近くあるファームのお花を好きなだけカットしてオランダ風のアレンジメントを360度どこから見ても綺麗になるように作る、という課題。そしてそのアレンジメントをファーム中のあらゆる素敵なシーンに置いて撮影をするという日でした。結構素敵にできたのでは?と自分でも満足。



その他にも沢山の企画と夢のようなシーンに入れた2日間。自分の為だけに過ごした2日間で得たものはとても大きかったし、「自分が思う理想の豊かさ」がもっと明確になった気がしました。写真や動画などもっとシェアしたかったのですがどうやらこのメルマガの許容範囲を過ぎてしまうとのことでこの辺りで終了です。苦笑
こういうリトリートはもっと進んで行こうと思っています。
皆さんにとって本当にやりたいことって何ですか?何もしないでいいという日があったら何がしたいですか?それに没頭できますか?
この部分がわかってくると将来の理想の暮らしが少しづつ明確になっていくと思います。
私もまだまだ未知の領域の部分があるので少しづつ探求していきたいと思っています。♪